
改善計画シートを用いて、優先順位、実行可能性、予算、実行期間等を勘案して、明確な目標、具体的な内容を立案、記述していこう。一定の期間を定めて進捗状況や期間経過後には達成状況を評価してみよう。
通知では、「外部評価の結果と先に行った自己評価の結果を照らし合わせ、その異同も踏まえて総括的な評価を行う」こととなっています。改善計画の立案は、ここがスタートです。
外部評価結果のみに焦点が当てられがちですが、運営者、利用者家族の声など意見を集約して、総括的評価から課題整理を行うことから始めましょう。そして、具体的な目標や改善計画内容を定め、実行に移していきます。
改善の進捗状況や成果を振り返るとともに、利用者家族にもモニターしてもらい、質の向上を確認していきましょう。「評価が終わってそれでおしまい」ではなく、評価→改善計画→行動→評価を一つのサイクルとして、次の年の評価に臨んでいくことが大切です。
なお、事業所から訪問調査や外部評価結果公開の際に改善に向けたアドバイスを求める声も聞かれますが、外部評価は、あくまでも第三者の気づきを伝えることが基本であり、改善の方法や具体策を指導するものではありません。
グループホームの運営では、目の前の利用者の日々の状態変化に柔軟かつタイムリーに対応していくためにも、職員個々の機微を養い、チームを結束して目標に取り組むことが欠かせません。ぜひ評価結果を素材として、職員一同で話し合い、改善計画を立案していくことをトレーニングの機会としても活かしていきましょう。
現在、改善計画の立案は義務付けではありませんが、以前東京センターが評価機関の役割を担っていた時には、評価結果を事業所に返送する際、改善計画シートを同封していました。すると、自主的に作成、返送してくれた事業所も約1000通に上りました。
以下、具体的な改善計画作成方法を掲載ているので、ご参照下さい。

改善計画シートには、「地域密着型サービス サービス評価ガイドブック」に貼付しているCD-ROMにも入っています。
改善計画シートを用いて、優先順位、実行可能性、予算、実行期間等を勘案して、明確な目標、具体的な内容を立案、記述していきましょう。一定の期間を定めて進捗状況や期間経過後には達成状況を確認してみましょう。
ここに掲載する「改善計画シート」は、認知症介護研究・研修東京センターが実施した評価事業(平成17年度〜平成19年度)で用いたものです。
